薬物療法4thライン4ヵ月半経過

元々この治療を始めた時は自覚症状があったわけではないので、自覚では良くなっているのか分からない。


食欲不振体重減少があり、画像検査をしばらくしていなくて気付かなかった肝転移のせいかもしれないように医師に言われたけど、肝転移で食欲不振てあまり聞かないしな。


食欲増進の副作用があるのでそれはどちらにしても治ったわけで。


食欲増進で糖尿病になる恐れがあるので気を付けるように言われていたけれど1ヵ月毎に2,3キロ順調に増えて、10キロくらい減っていた体重が元に戻り、しかし、尿に糖が出て!でもこれは薬の副作用という段階で、糖尿病かどうかは今回の採血で検査するらしい。

そして今回は体重増加も終わったか、注意されずに済んだので気持ちよく。

尿にケトン体が出ているので食欲が止まらない恐れがあるそうだけどそんなことはないかな。元々燃費が悪くてよく食べるほうではあるけど。


血尿の副作用も今のところ大丈夫。


こむらがえりの副作用は、元々こむらがえりになりやすい体質で、それが少し増えたかもしれないけれど、慣れているので問題なし。


エコーでは肝転移はあまり小さくなってないけど大きくはなっていないとのこと。


ところで、前回の採血で女性ホルモン系の検査もしていたらしく、抗がん剤すればいらないと言われていたLH-RHアゴニストをまたしたほうがいいかもしれないとか、骨転移は落ち着いているからとやめていた骨の薬もやったほうがいいとか、なんだか薬漬けに引き込まれそうな気もするのだけど、よく分からないから任せるしかないかな。


腫瘍マーカーは、治療を始めてからも上がっていたのが、前回の採血から(この先は分からないけれど)下がってきた。


採血から1週間後には結果が返ってきているから電話したら教えるとのことだけど、確かに少し気にはなるけど、3週間ばかり早く素人が知ったところでどうしようもないかな。


原発巣は手術をしていなかったのだけど、乳腺が乳がんに置き換わってちびちび血と膿が出ていたらなくなって出る物もなくなってしまった。元々極小胸なので大量出血することもなく、母乳パッド当ててたら十分で生理の世話より全然楽だし私の場合は悪臭もなく。


薬の選択については、仕事や遊びに支障があるような自覚される副作用(脱毛、吐気、口内炎、下痢、しびれ、手足症)がないものの中で医師に任せてきている。

4thラインに移る段階で、治療を終了するならと近くのホスピスを紹介された。ひとり暮らしだと在宅介護より入院が安心だと勧められたのだが、家族がいたって誰かが常に在宅するのは困難だろうし、家族がいれば入院していても必要な物を持ってきてもらうこともできるけど、ひとり暮らしだからこそ、できる限り在宅したいと考えている。

紹介してもらったホスピスもなかなかよい。見晴らし良さそうだし、バスタブ付きの特別室もある。資金がなくなったら無料の部屋に移ればよいし、3食昼寝付きを楽しめそうだ。


この薬を使っている人のブログでは1年くらい使えたようだ。私もそのくらいで終わってしまうのかな。終わったら保険適用ではないけれど免疫療法をしてもらえるようだ。これは知り合いが20年近く治っていた。