病人だから体も心も元気ないし、顎骨壊死のうみで味覚も変わり食欲がなくて体重も減ってさらに元気がなかったのだけど、寒くなったきたせいか、元々寒くなると必要以上に食欲が増して困るくらいの体質だったので、食べられるようになった。うれしい！

クリニックの先生は、ホルモン剤のせいで体重が増え過ぎたり糖尿病になるのは心配だけど減るのは別に心配ないように言ったり、友達も、脚が悪くても体重軽そうだからよかったね、なんて言ったりだったけど、食欲ないのに食べなきゃ、というのはつらかった。

肝転移だからまた食欲なくなることになるだろうし、食べられる時に食べておこう。

そうそう、車椅子押して買物に連れていってくれる介護ヘルパーさんからも、体重軽いから楽って言ってもらっていたし、減らないまでも増えないほうがいいかもしれないのでほどほどに。

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平日は在宅勤務、なんで病人なのに仕事するのかと言われる。そんなに負担のかかることはしていないけど、病人だからしんどいし少しは疲れるが、しなくてもしんどいのだしすることがないのはさらにつらい。

土日は退屈だが仕事をする元気はない。

土曜はお風呂、日曜は洗濯、それとそれぞれちょっと断捨離したりして退屈をしのぐ。

ちょっと行ってみようかと思ったクリニックは問診票を自分で出力するようになっていた。

今のパソコンに変えてからプリンター使ったことないしうまくできるか分からないけど、元気な時には面倒だったことも、出掛けられない今では退屈しのぎになる。なんとかうまくいった。

この前、元々行ってたクリニックで免疫療法を受けてみようかと思ったけれど勧められたのは点滴抗がん剤と飲み薬を組み合わせたもので挫折してしまい、やめると電話連絡したら、またやる気になったら連絡するようにとのことだった。もっと近くで免疫療法をすぐやってくれるようなところに行ってみようかと。効くかどうかはだめで元々だけど、苦痛がなさそうならやってみようか。

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この前点滴治療をしたけれど、3週に1回の通院に減らしてもらったこともあって、飲み薬がたくさんになった。

大粒で何錠も飲まなければいけないものや、においが強いものもあり、のどを通らない。食事が減るのも困る。3週に1回でも、タクシーで高速道路を使っての通院も大変。

病院でやるような標準的な治療でもなくて、そのクリニックでしか受けられないようなだめで元々的な治療でもあり、やめることにした。

薬のシート越しにでもにおってきそうな薬、とりあえずまだ捨ててはないけれど、ビニール袋に入れて封印した。

ホスピスで緩和医療科にかかっていた身。またいつまで静かでいられるかは分からないけど、余生に戻ります。

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