乳がんステージ4から6年、と診断までのこと

誕生日も特に気にしないほうで、診断日も特にどうということはないのだけど、毎年ちょうど夏休み頃で一段落することもあり、思い返したりもします。

今年はプロペラ機で大阪から青森に来て、本読んだり散歩したりしています。十和田湖は行ってみたかったけど、青森駅からバスで片道3時間、日帰りで往復したら山道でヘロヘロになりそうだし、気軽に泊まれるホテルもなさそうなので、また今度いいアクセスを考えよう^ ^


若い頃は結構不健康な生活をしていたな。そんな簡単に病気にはならないという過信と、やはり病気になって初めて限界を悟るのはしかたないこと。


20代の頃は今の時代では考えられない、喫煙室のような部屋で月2回週休2日の会社、出社日は1日10時間その中にいたもので^^;時々咳も出て、健康診断もない会社なので、結核を心配する父から検査しろと言われて近所の医院へ行ったら、なんとか菌がいるから抗生物質を飲むように言われ、咳が治っても、なんとか菌が完全にはいなくなっていないからと何ヶ月も飲まされ、じんましんが出るようになり皮膚科に行っても、薬が原因かどうかは分からないと言われ、元の医院に行っても薬をやめたらだめと言われても困るし、そのままやめたらやっと体調が戻ってきた。


30代になって会社を変わり、喫煙室からは脱出できたのだけど、今度は割りのいい仕事を探してこられないのなら時間で稼いでもらうしかない、と平日も土日も祝日も終電まで帰らせてもらえない超睡眠不足の事態に!3年で脱出。


次の職場は、完全分煙だし長時間労働もよしとしないところではあったけれど、何案件もの進捗や売り上げの調整に関わらなければならない、休みの日でも連絡はくるし、心のストレスは大きかった。しこりを見つけたのはその職場の時だった。子供の頃からその左側の乳首がやや変形しているなあと思っていたので、もしかしたら異常が起きやすかったのかもしれない。医者の友達と旅行に行った時にしこりがあることを言ってみた。触診をしてくれるかと思ったら、乳がんは○○ちゃんみたいな人がなる病気じゃない、と一蹴された。自分みたいにぽっちゃり気味な人がなるものだと。私は太ってはいなかったが、実は体脂肪率が36%とかあり、太っていないのに高体脂肪率の、脂肪だらけの体だったのだ!


その頃、仲のよかった友達が乳がんで亡くなったこともあり、将来、しこりがあるのにほったらかしにしてた、と言われても困るので乳腺外科に検査に行く。そこではまず体脂肪率を測り、こんな体脂肪率だったらなりますよ!と言われる。高体脂肪率はよくないとこの時初めて知る。しかし細胞診の結果、悪い細胞はないので、良性の線維腺腫と診断された。


その時の会社も3年で脱出。派遣でやや気楽に働くことにする。しかし派遣会社と仲悪くなり、直接雇用に切り替えてもらう。仕事は変わらないかと思ったら、せっかく社員になったのだからいろいろな仕事したいよね、と親切にストレスフルな仕事に変えてくださる(T . T)

残業もストレスもマックスではないけれどどちらもほどよく(T . T)そこに家庭のストレスも加わり(T . T)


そんなこんなの8年前から脚の調子がおかしくなる。医院では運動不足であちこち痛くなるんだよ、と言われて痛み止めを処方されるが痛み止めを飲みながら動いていたってよくはならず6年前総合病院に行き、悪い病気で骨がぼろぼろであることが判明した次第。


しこりを見付けてからは16年、脚の調子が悪くなってからは8年、ステージ4と診断されてからは6年たちました。


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