食事、薬、寝る、だけの生活と食欲
緊急入院した時は、食べやすいように柔らか食にしてくれた。ちゃんと座れなくても食べやすいし、病院のあっさり味付けもありがたくおいしくいただいていた。
途中、朝ごはんのおかゆをパンに変えてもらったり果物を追加してもらった。
1ヶ月弱の入院の後半は食欲が落ちていった。肝転移による胃の圧迫かな、と思ったが、元々体重維持のカロリーの半分くらいの食事を残して体重も落ちてきて。死ぬ時にげっそり姿はいやだなあと思案。
そもそもおかゆって、食べごたえある割にカロリー低い、柔らか食にも飽きてきたのかもしれないと思い立ち、普通食にしてもらう。そして、食べたい物だけ食べて食べにくい物は残してもいいだろうと量も普通に近付けてもらった。
朝ごはんは果物ばかりは無理だけど、牛乳をオレンジジュースに変えることはできて、オレンジジュースと生果物で、私向きの果物メインの朝ごはんに!
やはり食材が増え、味付けもバリエーション増えて前よりたくさん食べられるようになった。
おまけに、トンカツとかタリーズのボロネーゼパスタとかならもっと食欲出るかもしれないなんて気もしてきた。しつこそうなのに。
こんな感じなら、肝転移がどんどん進んでいるわけでもないかな、と気分的に少し元気も出てきた。
未来のない人生だけど、それなりの未来はあるのかもしれない。
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